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宇宙人いるのか? の、別の見解 [コラム]

はい、じゃあ今日もスケールの大きなヨタ話をしてみます。

実は今日こんなニュースがあった。

宇宙人の電波?うお座とおひつじ座の間から3回観測
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040903-00000504-yom-int

一時は小躍りして喜んだよね。ところがどっこい

「宇宙人より信号を捕捉……」? SETI@homeの現状は
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/09/03/003.html

>これに対して、SETI Instituteは正式なコメントを発表した。発表では、
>確かに検証チームが昨年3月にSHGb02+14aの検証を進めたものの、
>何らかの地球外知的生命体より発信された可能性はほとんどないとの
>結論が下されたことを再確認した。

とても否定的な見解、メディアが先走り過ぎた上での報道って事らしい。
ちょっとがっかり。

ところでワタクシは地球外知的生命の存在をもちろん信じていんだけど、いや、信じているって言葉をわざわざ使うのが馬鹿馬鹿しいって位当たり前にいるだろうと思っている。

そしてそれを証明してみたい為にSETI@homeなんてものに参加して自宅のPCの待機時間で宇宙からの電波の解析作業をしている位だし。もしかしたらもっとも好きな映画かもしれない程「コンタクト」が好きだ。原作小説も好きだが。

ただ宇宙はあまりに広過ぎて、そして永遠の様に長い時間の流れがあるので、例え何処かの星に生命が誕生して文明が生まれても、時間と距離が離れ過ぎている為に、互いの存在を知りえる事はおろか、例え電波等で痕跡を見つけても、地球に電波が届くまでに既に文明が滅んでいる事だってあるだろうし、電波を発見する前に私達の文明が終焉を迎えてしまうだろう、なんてことも言われている。

このように宇宙空間の文明同士を隔てているのはとてつもない時間と距離、そして共通の言語だろう。

そして今日になっても地球外の文明の存在を認識できない以上、今の所我々は宇宙で孤独な存在でしかないし、時間と距離を超越する事ができない以上、宇宙探査の方法はせいぜい太陽系内に探査機を送る程度の事しかできないだろう。

だから淡い期待をかけ、火星に探査機を送って水の痕跡を見つければ、私達の星と同じ様なバクテリアの様な生命の発生を期待してしまうし、太陽系外に向けた探査船には、おそらく読まれることのない地球人からのメッセージを載せてしまうんだろうね。

とまあ、ここまでが現実世界のお話。


----------------------SF世界の切り取り線----------------


ところがSFの世界では簡単に距離や時間を超越できるんだな。
ドラえもんだって、タイムボカンだって、バックトゥザフューチャーだって、ターミネーターだって時間を超越できるし、宇宙戦艦ヤマトも距離を超越でしてしまう。

そして宇宙を舞台にしたハードなSFには、必ずといってよい程、光より速い速度での移動方法が描かれるよね、ワープっていう手段はみんな知っていると思う。

改めて説明するけど、ワープっていうのは光の速さでも何年もかかる長い距離を一気に渡る方法、3次元空間を4次元的に捻じ曲げてショートカットを作るようなものだ。
3次元の空間を仮に2次元の一枚の紙にして考えてみよう。紙の両側にある2点の印を付ける。この2点を最短で結ぶ際にどういう方法を取るだろう?
普通は定規で直線を結ぶっていう方法を考えるよね。ところが紙を曲げて二つの点を直接くっつけてしまうという荒業がある。こうすれば2点の距離は0となる。ワープはそこをヒョイと渡ってしまう様なものな訳。

しかし現実に3次元のこの空間をいかにして曲げて2点を繋ぐかなんて言うのは、実は難しいそれっぽいウンチクがあるのだが、相対性理論とか、太陽まるごととか、量子的揺らぎとか、実験すらできない凄いエネルギーやミクロの世界の理屈が必要なので割愛。

ところがこのワープ、距離だけじゃなく時間すら超越できる可能性があるって事に気付いた人がいる。

何を隠そう、コンタクトの原作者カール・セーガン博士の友達で物理学者(だったかな?)のキップ・ソーン博士だ。

ソーン博士がワープに時間旅行の可能性がある事に気が付いたそもそもの始まりには、セーガン博士の小説「コンタクト」の存在がある。物語に登場する距離を超越して一瞬で遠くの星に行けるマシン。コイツの説得力ある移動方法をソーン博士に依頼した訳。
それがワームホールと呼ばれる物理学にちょっとだけSFの要素をプラスした、相対性理論的に一応破綻の無いモデルだった訳ね。

で、物語で登場するワームホールは、遥か昔、多分最初に高い文明を持った宇宙人たちが、宇宙の至る所に、既にワームホールによるハイウェイを縦横無尽に作っていた事が描写されるのね。つまり我々地球人が気づいていないだけで、既に宇宙の距離の問題は解決されていたという訳。

ところが物語と関係無い所で、ある時ふとソーン博士が閃いたんだよね。

実はワームホールには時間すら超越できる可能性があるじゃないかって。つまりワームホールはタイムマシンとして成り立つじゃないかって事に気が付いた訳。

その詳しい理屈については、俺まさに初心者向けにこのネタの本書いているから興味があったら本屋で「これかな?」という本を買ってもらうとして(笑)

実はそれらを踏まえて閃いた事がある訳。


----------------------トンデモ世界の切り取り線----------------


だとするとだよ。

たとえば宇宙の何処かに最初の高度な文明が発展したとするわな。

そして滅ぶ事無く高度な科学力で星やら量子やらのスケールをコントロールしてワームホールを作り始めるとするよね。

するといつしか宇宙にまんべんなくワームホールを張り巡らせることで、距離を超越するわな。

さらにワームホールを作った時間より過去に遡る事って、実はこのタイムマシンだと出来ないけど、とりあえずそこから未来の時間をも自由に行き来できて時間を超越するよね。

つまりある時間から宇宙の何処にも、どの時間にも、自分達が存続可能な限り自由に行き来できるようになる。

で、どっかの星、例えば地球とかで生命が生まれて文明が発達して電波を出すようになるよね。

実は既にどっかでこっそり聞いているんじゃないの?

というより、最初から解っていたんじゃないの?こうなるって?
(宇宙人さーん出ておいでー(笑))

だってタイムパラドックスって、結局時間を遡って流れを変えたつもりになっても
結局最後は今と同じになりますっていうパターンだったら、破綻を来たさない訳だよね。

なんていうの、祖父殺しのパラドックスは、自分が過去に戻って自分の先祖の祖父を殺そうとしても、運命論的にどうやっても祖父を殺せないという事で、結局時間の秩序は守られるみたいなアレ。

ああ、自分でも言ってること良くわかんなくなって来たよ(笑)

つまりこれも、ぶっ倒れた時だか、倒れる直前だかに、考えた事の言語化作業というかなんというか、つまりそんな事考えた訳。

運命論的に時間や距離は私達の知らない所で既に超越されています。みたいな。

ああもう、まだ上手く説明できねーや。
これもイッちゃってる時にフト思ったってだけなので、
あんまりマジに受け止めて「変な人~」って引かない様に。

はい、今日のトンデモ話はこれまで。


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自然エネルギーの可能性 [コラム]

あー、ひとつのことにしゅうちゅうできまっせーん…。

結局本も読まずに妄想だけが一人歩きをはじめるが、
文章化しておいたほうがいいと思ったので書きましゅ。

デンマークの風車がきっかけで、自然エネルギー開発というものについて
また興味が出てきてしまった。今回は色々言及と考察をしてみます。

気になっていたのは自然には無限のエネルギーがあるよなって事、
実は去年取材して記事を書いた「太陽光発電」とか「光触媒エネルギー開発」なんて言うのは割とメジャーでケミカルな技術の最先端といった感じがある。

そもそもこれは太陽から照射される電磁波のエネルギーで電位を発生させるというのが基本で、太陽光発電は電子の移動を効率よく作り出すバケ学な技術論。実は燃料効率的には、もうかなり行き詰まっているらしく、ブレイクスルーが無い限りこれ以上の発電量はあまり望めない所まできているそうだ。さらに環境にやさしいなんていわれているが、発電用の板一枚作り出すまでに、板一枚が発電出来るであろうエネルギー以上のエネルギーがかかってしまうなんて事もあるらしい。それって全然環境にやさしくないじゃんって話になってしまうとか。それでもシャープさんがCMでやっているように全ての家庭が太陽光発電をやれば、かなりの発電をまかなえる事は確かだ。

ちょっと調べてみたら晴れの日の昼間なら、自分達で使う分以上の発電してるじゃん!
http://www.sharp.co.jp/sunvista/housing/feature.html
エネルギー余っちゃうから電力会社に売るってトコまでいってるじゃん。
大学の研究しか取材してなかったから全然しらんかった。

一般的な家庭で例えば横浜なら一年で4354kWh(約9万円分)の電力が生み出せるらしい。
うわ、なんかすげえな。
でもこれって200万もするよ…。って事はメンテナンスフリーで20年以上もたせなきゃPAYできない訳かな?気の永い話だなぁ。
税金控除になったり、国が購入価格の一部を持ってくれたりしてないのかな?
ああ、疑問が拡散しすぎるのでとりあえず次。


太陽エネルギー開発にはこれの他に光触媒を使った人工光合成なんてものもあって、太陽光によって活性化される光触媒物質によって、水などを水素と酸素に化学分解し、この水素を燃料電池などにしてエネルギーにしようというものだ。
これも実は水をボコボコと分解するほどの高いエネルギー効果を至るところまで行かず、結構苦労をされているらしいが、光によって物質を分解するという効果が様々な製品に応用できる事がわかって、物凄い経済効果を生んでいるらしい。それこそ汚れないタイルとかライトカバーとか抗菌コートや脱臭剤、空気清浄機とかに使われているらしいよ。

それはともかく太陽の光から効率よく水素を作り出せれば、それこそ水素自動車なんてものも可能な訳で、こんなものも実際、実験で走り始めているよね。
http://www.herc.musashi-tech.ac.jp/main/HYDROCAR.html
これの凄いトコは基本的に元手がかからない上、排出される物質がただの水だけだって事だ。
だって水素(H2×2)を燃やす(反応させる)と、酸素(O2)と結びついて水しかできないっしょ(H2O×2)中学で習ったよね。あのごく単純な化学変化しか起こさない、しかも環境に超やさしい、まさに夢のエネルギー開発って訳です。
ただやっぱこれもブレイクスルーが無いとなかなかキツイらしい。

しかも風力も太陽光も自然任せのあいまいな方法論でしかなくて、風の無い日も雨の降る日もある訳で、発電量が一定ではないのも難点なんだよね。調子のいい時の余剰分をいかにしてロス無く貯めるかが難しい課題らしい。

ただねえ、やろうと思えば安定させて一気に発電効率も上げる方法はあるんよ。

答えは宇宙。

実は地上に降り注ぐ太陽の光は大気層によってかなりヌルくなってから降り注いでいるわけで、だからこそ僕らはフツーに生きていける訳だけど。宇宙には遮るものが無いから、あらゆる電磁波が照射されまくっている。だから太陽光発電も光触媒効果もかなりいいとこまで行ける訳。

ところがロケット一つ打ち上げるのにどれだけエネルギーロスと環境破壊をするかって言うとこれまた・・・な訳で、上げたり降ろしたりする方がよっぽど金とエネルギーがかかる。
しかし太陽光発電にはちょっとしたウルトラCがあるんだな。

宇宙で発電したエネルギーを電子レンジのマイクロウェーブにして、地上のパラボナアンテナに転送するってアイデアが考案されているらしい。
http://www.kurasc.kyoto-u.ac.jp/plasma-group/people/matsumot/opinion/sps_99.htm
(下の方にイラストがあります)
これって宮崎駿の未来少年コナンで出てきた太陽エネルギーそのものだよね。


でも最近フト思ったのはこれ以外の自然エネルギーについて、

実は重力をエネルギーに使えないかな?と。
つまり月の重力によって起こる潮汐力や海流をエネルギーにすれば、それこそ究極のエコロジカルで安定供給の可能な無限のエネルギーになるよなあと思った訳。だって潮汐力なんて、それこそソコに月がある限り、ニュートンやアインシュタインが「俺の理論やっぱ嘘」って言わない限り無尽蔵に使える訳だしね。

で、調べてみたらこれがあるんだねやっぱり
http://members.jcom.home.ne.jp/umi-to-tabi/step4.html

ただ、まだまだマイナーで発電量も全体からするとほんの僅かなものでしかないし、技術的問題やコスト、周囲の環境変化等の問題とか、取り組まなきゃならない事は山の様にあるみたい。でもその気になりゃ、それこそ瀬戸内海なんか潮位差で起こる流れが必ずある訳だから、結構な発電量になると思うんだけどなあ。

なんかこうしてみると原子力とか石油燃料とかって、とてもクイックだけど長期展望的には先の無い、安易な方法論な様な気がするんだよね。もっと未来を据えて物事を考えるなら、一見地味地味で効率の悪いエネルギー集積方法を、たくさん合わせ技にしてエネルギーを確保した方が、賢いやり方だと思うんだけど、どうなんだろう。

 


9/9追記
先日の宇宙太陽光発電の記事を書いた直後にこんな記事を発見。
宇宙太陽光発電へ一歩前進 光変換効率、大幅アップ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040908-00000035-kyodo-soci

レーザーと書いてありますね。先日書いたマイクロウェーブは正確な記述ではありませんでした。正確には「マイクロ波ビーム」の様です。


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