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災害時にカヤの外から出来る事 4 [ネットでの災害対策]

順序が前後するけど、ではいかにして被災地と全国レベルのネットワークを物理的に構築していくかが今回の問題。

例によって「えもーそなる」に思うまま、ある意味無責任でつらつらと書いているので、人に見せる事前提にしてなくてすみません。


とりあえず初動の最低限の食料や毛布、避難場所の確保は国や行政が主導で行っているが、ネットワーカーが活躍すべきは第ニ陣となる。のかな?

ここで最初に浮かんだイメージはRBG型ネットワークゲームのパーティーを、現実世界に作るという事。

道無き道を切り開く土木業者と自衛隊、
 輸送手段、情報基点の通信網を提供

バイクで被災地に向かうボランティア団体
<a href="http://www.jrb.ne.jp/">http://www.jrb.ne.jp/</a>
取り回しの速さで情報収集とこまめなケアを

不足物資を提供する一般企業

そしてモバイルとケーブル、プリンターと紙を背負って彼らに同乗し、
現地に乗り込む全国の若いネットワーカー達(オタク大歓迎)

といったパーティーの図だ。


まず自衛隊と土木業者が道を切り開き交通網を確保、被災地まで車での乗り入れ可能なようにするのと前後して、最悪藪漕ぎをしてでも災害現地にPCとネットワーカーを乗り込ませる。電話回線や携帯電話が通じる場所に関しては問題ないが、通信網が遮断されている地域に関してはNTTと自衛隊の協力で衛星回線を使った簡易通信施設を設置する。


そしてそこから電話回線を確保するのと同時にPCを設置し、ちょっとしたLANを構築する。

あとは各PCをネットワーカーがインターネットに接続し、全国のネットワーカー相手に、メーラー、メッセンジャー、災害掲示板、ブログ、検索サイト、等を駆使して、効率の良い情報交換を行えば良い訳。

被災現場は不足物資や要望を書き込める用紙を用意して、バイク隊等がそれをかき集め、随時会議の場でPCに取りまとめて行き、それを現地ネットワーカーが一気にテキスト情報でブログに貼り付けてしまうだけで、もしかしたら後は全国のネットワーカーが情報を正しく分散整備し、各掲示板で必要なモノを多くの人が探し、条件を結び付け、現地にモノを送れる体制を作ってしまう事も可能かもしれない訳。

つまり被災地の方が直接紙に書いたメッセージをネットにテキストとしてガンガン載せて行き、全国のみんなでよってたかってその要望に答えていこうという訳です。

勿論これには組織だったネットワーカーの作業分担が必要だけど、一人一人が出来る事、必要だと思ったことを行う事で、自然と役割分担や組織が形成され、問題の解決が出来るんじゃないかと、かなーり楽観的に考えてます。

実際に出来る事は国や企業の規模に比べたらささやかなものかもしれないけど、国や企業と協力することが出来たら、火事場泥棒も出るだろうけど、かなりの威力を発揮できるかもしれないなあと。

そのためにまず必要なのは、ヤフーみたいなでっかい入れ物、細分化された掲示板、情報を分散統合させるリンク集、そして、掲示板に書き込みを行える程度のスキルを持った全国のネットワーカーと、見返りを求めないお人よしのココロ。とりあえずネット上では、これだけあればオッケー。

そしてモバイルPCを持ち、パソコンとインターネットに詳しい、現地に行ける若いネットワーカー達(超他力本願)がいればなんとかなるんじゃないかと。勿論肉体的、精神的なストレスは相当のもんだと思うけど、できればこんな感じで現地に向かってくれる人、もしくは既に現地にいるPC使える被災者の人がいたら、俺、一人からでも、自分の時間の許す限りで掲示板の管理人でもなんでもやりますぜ。俺、モノや金は無いけど、ネットからの労力なら提供出来ます。


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災害時にカヤの外から出来る事 3 [ネットでの災害対策]

とりあえずこれから出来る限りで思いついた事を書いていくつもり。
なんで、これはあまり人にお見せするような文章ではないし、気に食わなかったら修正、削除を行う可能性がありますので、興味のある方だけお読みください。


なんかテレビは全て通常放送に戻ってるんですが。もしかしてこれ以上の混乱は無くて、問題は収束に向かっているって事なの?だったらなんだか取り越し苦労みたいだけど、とりあえず、「やべえっ」て思ったときに考えた事をツラツラと書いておくことにします。


いやいやいや、でも被災して倒壊した家の数もいまだ不明だし、非難している人の数も判らない状態のようだ。むしろネットワークの力が必要とされるのは、家や財産を失い物資や情報が不足している人の数が把握できてからにある。でもそれでは遅いと思うので、今のうちに書いておくつもり。

一日22万食の食料を用意するらしい。その数字から見ても政府だけの対応で衣食住や生活基盤全てが整えられる訳でもない気がする。

阪神淡路では必要な所に必要な物資が素早く届けられなかった訳で、その反省を生かす意味でも情報網整備は必要。

ただ、セブンイレブンなどの一般企業も早くも義援金活動やおにぎりの配給(?)を行っている。

まず必要なのは寸断された交通網の確保とライフラインの整備、それと情報発信ができる体制作りだ。但し情報発信の体制は国のサポートが完璧ならば必要は無いと思うが、即時性のある対応をするには、やはりボランティアによって構築されたネットワークの方が威力を発揮できる可能性があるかもしれない。但しNPOや個人の集団だけではまとまりや統合性に欠けるので、やはり企業や国のインフラやパワーが必要な部分もあるかもしれない。

国、企業、NPO、個人が、互いに状況を把握でき、国や企業が指示とは行かないまでも、NPOや個人レベルにまで要請を行える情報システムを作る必要があるかもしれない。また、その逆でむしろNPOや個人集団が細かな状況把握をし、国や企業の開いた情報集積所に情報を送り、それを国や企業といっ肩書きを一切取っ払った個人の集団が、個々に情報の整備を行えればいいのだが、そこまで優秀なシステムが現状のネットにある訳ではない。

やはり核となる情報集積のインフラがほしい。たとえばみんなが見るヤフーのTOPにどーんと災害掲示板を一時的に設け、そこからヤフーお得意の人力で優秀なリンク集をガンガン作りだす。リンク集は一般ユーザーからも情報を集め、有益な情報を提供してくれる人を優先させ、優秀な情報を提供できるサイトや掲示板を優先的にリンクの上部に持って行き、収集する情報を次第に特化させることで、今度はそいつが情報のハブ(=情報が集積する場所)になる様にする。


ここでいうハブの各カテゴリの一例
(逆に言えばこれがヤフーTOPから飛べるのリンク集と言った感じ)

各地域別掲示板
 〇〇地区
 □□地区

緊急度別要望掲示板
 数時間以内!
 半日以内!
 一日以内
 近日中

安否確認掲示板
 探しています
 ここにいます

不足物資掲示板
 食料
 飲物 
 生活必需品
  
  毛布
  トイレ
  乳幼児
   オムツ
   ミルク
 燃料
   電池
   灯油
   ガソリン


提供物資可能記載掲示板
 食料
  おにぎり
  ミルク
  保存食
 飲物 
 生活必需品
  
  毛布
  トイレ
  乳幼児
   オムツ
   ミルク
 燃料
   電池
   灯油
   ガソリン

 車両

  
提供労力記載掲示板
 炊き出し
 道路整備
 物資運搬
  トラック
  バイク
  自転車
  徒歩

 道路情報
 ネットワーク構築
 情報発信者
 情報選別者
 ナビゲーション

 

こんな感じでカテゴリごとに分け、さらに中の情報は互いの掲示板ごとに同じ情報を共有するようにする。

例えば〇〇地区で緊急度の高いミルクの要望があれば、被災者、もしくは被災者側の情報アクセス権を持つ人間が自分のアドレスを明記して

○○地区情報
緊急情報
不足物資掲示板

のいずれでも良いので一つだけに書き込みを行ってもらう。

次に全国のボランティアがこの書き込みを全ての関連掲示板にコピーして貼り付ける。(コピペ隊)
この際何処にコピーしたかを一覧にして貼り付けておきオリジナルの書き込みの所在のリンクと、要望者の直接のアドレスもコピーしておく。

そして全国の「提供者」からの解答を待つ、

解答者が直接物資を持っており、かつ現場に緊急に届ける事ができる場合は、
即、任意の掲示板に解答を書き込み、さらに同じ文を被災者側のアドレスにメールを送信する

それを(コピペ隊)が再び全ての掲示板にコピーすることで問題解決。コピペ忘れはリンク集を見て他の誰かが確認すればミスは防げる。

全ての問題に対処できない場合。
例えばミルクは余っているが運送能力が無い
強力な土地鑑があり移動手段は持っているが渡すものが無い。
提供できる時間が限定されている

といった場合でも全ての掲示板に同様に「提供」の書き込みを行うことで、結果的に提供できるモノや労力のリンクが結合され、問題解決力を発揮できるという訳。
この辺の情報統合はある程度経験を積んだ責任者を設け権限を持たせた人間が必要、
つまりハブの下の小さなハブといった具合。

さらにヤフーリンク集 - 掲示板 の関係に目を転じると
ハブになった情報収集所は親分ハブであるヤフーのリンク集を参考に、互いにリンクを作ることで、必要な情報にいち早くアクセス出来る様なシステムを作る事ができる(ハズ)

さらにハブの管理者は、自分の作業を手伝ってくれる人をネットで募集し、管理IDを共有する。その情報もヤフーと各ハブのサイトで共有リンクする。

また要望に対する解答率を高める為、掲示板を多くの人に見てもらうよう、ネットワーカーが率先して統合的な掲示板開設を訴えたリンク情報の書き込みをWEB上に散らばる各ボランティアや支援のサイト、掲示板、に迷惑千万を覚悟で張りまくり情報を集中させる。

逆にトラフィックに負荷がかかった場合は掲示板のカテゴリをさらに細分化して情報の集中を分散させる。

さらにサイトデザインや掲示板やブログの仕様、等をカテゴリごとに統一させる為、これまたボランティアでサイトデザインを募り、ボランティア全般や情報トラフィックの混乱を下げる工夫行う。

とりあえずこれまでの妄想を含めた提案をアップしておきます。
誤字脱字すいません。


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災害時にカヤの外から出来る事 2 [ネットでの災害対策]

とりあえずこれから出来る限りで思いついた事を書いていくつもり、今帰ってきてニュースを見たところですけど、現状の把握は全て出来てるのかが一番の関心事、ヤフーでは死者23人・負傷者2190人となっているが、山間部の道路が寸断されて情報が入手できない空白地域がどれだけ残されているかが問題かと。
新幹線の脱線検証なんかのんびり始めやがったって事はこれグレーゾーンの死傷者はいないって事でOKなの?あれだけ道路や山が崩れてるのに行方不明者の数字が無いってどういう事よ!もしかしてマスコミは発表を伏せられている?それとも情報が全く無い状態なの?とにかく不明者の数が出ていない事が気になってしょうがない。


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ネットでできる災害対策 [ネットでの災害対策]

mixiの日記にも書いたのだがもうちょっと手直しして転載。

離れた場所で、普段ほとんど関わりの無い人たちが災害に会っているとして、なんとか出来ないものかと思ったときに、ネットワークができる事の可能性に付いてちょっと考えていた。
以前知り合いがくれたまま積読になっていた『「つながり」の大研究 電子ネットワーカーたちの阪神淡路大震災』を手にとってみた。当事はニフティサーブが災害時の情報整備に威力を発揮したらしいが、今度は個人のブロクや掲示板、検索サイトがその威力を発揮するのではないだろうか、と無責任な淡い期待を抱いている。そしてこんなときこそP2Pの技術がもっと発展していればとも思う。
そして自分に出来ることはなんだろうと考えてもいるのだが、あまりにも今の自分が無力な事が情けない。
神戸の時にはまだ無かった2chを見ると、臨時地震という板が立っていたが、中を見るとあまりにも無神経で他人事な雑音が多すぎて、これでは何かを提供する人も、提供されたい人も、必要な情報にはなかなか辿り着けないだろう。問題はどうやって雑音を払い除けて必要な情報を必要な所にいち早く的確に提供できるかだ。

昨晩からテレビを延々見ていて、夜が明けた今になって災害の規模の大きさが明らかになるにつれ、いてもたってもいられない心境になってきた。
だからといって現場に駆けつけてボランティアをやるほどのの生活の余裕すら、今の自分には無い。そして下手に知識も体力も無いのに現場に駆けつけても、かえって足を引っ張るだけになるのは目に見えている。そして今はカヤの外の自分が災害情報にアクセスすれば、それだけトラフィックに負担をかけてしまうので、ネットであまり無駄な動きはしない方がいいのかもとかも思う。

じゃあ何が出来るだろう。せめて自分に出来る事は無責任だと言われても、批判を覚悟で提案をする位の事だろう。そんな訳でまだ形になっていないけど災害時の情報管理に関するメモをとりあえずでアップ。

 

被災地からの情報要望に対する即時対応をネットワーカーが自己組織化して行う事は出来ないか?
即時性のある情報提供を創発的に行う為の工夫について、イロイロとメモ

これこそP2P的な対応が必要。

まず短時間(緊急)と長時間(提案、改善)での必要な発言やレスポンスをカテゴリ分けする事が必要。

また、安否確認、必要な物資、提供できる物資、人材、車両、情報などでカテゴリ分けを行い、ボランティアのブロガーが各カテゴリごとを交代制で24時間情報整備を行う。

被災者にいち早くPC環境を提供し、情報を発信出来る体制を整える。
分単位の即時レスポンスに対応できるものは「はてな?」を一時的に無料で開放し、情報を欲しい被災者や現場の人間は、無料で要望を書き込む。

書き込んだ情報はボランティアによってカテゴリ分けを行い、カテゴリごとに扱う情報を特化した個人ブログにコピペを行う。質問者には何処に自分の質問がコピーされたかを知らせる。

それが現実的でないなら災害掲示板のリンク集を作り、人力検索で被災者の要望に対して回答や要望に答えられる人物を個人単位で探す。

また収集する情報を特化した各ブログや掲示板、サイトごとを管理するハブ的なリンク集を作り、相互リンクやトラックバックをさせる。

リンク集に載っているサイト、ブログ、掲示板は、出来るものならば数時間単位でロボット検索を行う。グーグルJAPAN等の検索サイトに情報がいち早く反映されるように一時的に変更できるものなら行い、錯綜する情報をいち早く整備し、災害に関する情報の検索をかけられるようにする。こうする事で、被災者の安否確認や不足物資の情報の検索とそのレスポンスが的確に行える可能性が出てくる。


以下箇条書きメモ

情報整備の為のスレッドやブロクの立ち上げ(ハコ作り)

現状把握の為の情報収集(中身をごっちゃに詰め込む)

不足物資の情報収集(入れるモノ集め)

災害に対する知恵の提供(阪神淡路の経験を生かす)

ブロガーやボランティアによる収集した情報の整備、ガイド(仕分け)

ボランティアの組織化(労働力、物資の確保)

 物資提供者の応募
 運搬能力者の確保
 ナビゲーション
 物資の整備(いち早く必要な場所に必要なモノを必要なだけ)


とりあえずココまで。

そんな訳でなんか出来る事あったら出来る時間でできないかなとか考えています。よろしかったらこんな感じのことやってる所の情報提供をお願いします。
ひとまず寝ます。


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