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カーシェアリング [コラム]

先日の記事を書いた直後、朝のニュースで知ったのですが、カーシェアリングというのが、国内で始まっているらしいよ。

なんでも一台の車を複数の人が会員制によって有効利用するサービスで、都心部の渋滞解消や環境問題に一役買えるのではないとして期待がされているそうだ。

テレビニュースでは自治体や大学が所有しており、買い物等の日常や、キャンパス内といった近場での利用が主な使用目的となっているらしい。

これの利用は予約制。ネットで予約状況の閲覧や予約ができる。(一部携帯も対応)
そして驚いたことにこの車、鍵は使わない。会員に配られたICカード、つまりJRのsuicaみたいな奴を、車のウィンドに取り付けられた読取装置にかざすだけでロックが解除されるのだ。そして予約時に表記された暗証番号を入力すれば、エンジンがかかるという訳。
かあっこいー!なんだかハイテクって感じ~?(死語)

これなら車の総数が減り、渋滞緩和にも繋がるというので、地域からの補助金も出ており、利用料金もレンタカーに比べるとかなり安いらしく、モノによってはなんと15分¥105~で利用できるそうだ(但し会費は別)


おお、これはスゴイ!まさに俺が想像する未来の日常でのモノの使い方じゃないか!という感じで興奮してニュースを見ていた。

そしてこの記事を書く前にこんな記事に辿り着いた。

カーシェアリング「快走」へ道半ば NPO
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news01.asp?kiji=6964

電気自動車を導入するというアイデアはやはりというべきか。
しかし、個人として車を所有したい、という保有志向が根強く利用者は伸び悩んでいるそうだ。

まあそんな感じで、この辺のヒトの業みたいな所有欲は、時代が進むに連れて多分贅沢な事になってゆくんだろうと、他のいろんな事からも私は勝手に推察していますが、それはいずれ別の機会に語るとして…。

さらに話は飛ぶけど日本て家が狭いせいか、車をやたらとカスタマイズする民族だよね。性能アップの為かレーシング仕様風に車の外や中を改造したり、内装を自分の家の延長みたいに居心地良くいろんなモノ持ち込んだり、アクセサリーに凝ったり、カーナビやオーディオに凝ってみたり…。だからというか、多分そんなんだから、皆共有に関しては腰が引けるんじゃないだろうか。

閑話休題

ところでこのサービス、多分いろんな企業や団体が他の様々なアイデアを練っているんだろうけど、私もこれみて思いついた事があるので、いくつか散文的にまとめてみます。

サイトの記事にもあったけど、電気自動車やハイブリットカーのメーカーが主なスポンサーに付き、環境問題に取り組む姿勢を社会にアピールする為、地域や自治体に安く車を提供する。

また、実用化を目指す試作段階の燃料電池自動車を使っても良いだろう。(一応安全が確保されたもので、データ取りを前提とした位の車)これなら新しいもの好きの人が喜んで利用してくれるかもしれない。

但し車はボディ全体はバス等と同様に派手目のカラーリングにして、宣伝カーにしてスポンサー料を集めても良い。利用者は多少恥ずかしいけど、これならより安い料金で利用できるし、広告企業や車メーカーにとっても良い宣伝になると思う。

さらに派手な見た目の車をもっと多くの人が気軽に利用できるように、一部の地域内ならどこでも乗り捨て自由にしてしまう。利用者は利用が済んだら空メールを管理センターに送る事で終了時間を申告し、料金の精算を行える仕組みにする。

さらに車に搭載されたGPSによって、車の現在地は常に把握されている。
これで乗り捨て位置が常に管理センターで把握できる解る様になっている。

ネットや携帯サイト等で、車の検索を行えば、自分に一番近い車の場所が把握でき、場合によっては現在の利用者との電話による直接交渉等で、車の引継ぎが行える様にする。(車の電話はハンズフリーですね)

この他、車の燃料残量や距離データ等も常に把握し、燃料補給に付いては、利用者自らが行えば、利用料金を割安にできるような措置を取る。

もちろん全車カーナビ装備。

こんな感じでシステムを作り込めば、利用料金の一部を電気スタンドや燃料電池スタンドの設置運営の費用として捻出できるし、環境にもやさしいし、渋滞も軽減できる。

いろいろ問題はありそうだけど、企業と行政が一体になってやってみるのも面白いかもしれないね。

スイスかドイツでは…。
いや日本でも、もうやってそうだね。


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