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ネットの俺達で何が出来るかを本気で考えよう計画-6 [ネットでの災害対策]

メディアや行政の対応をネットワーカーが非難をする事からは何も生まれない。
というか、あまりアテにしてはいけないのではないだろうか。マスメディアの大半はともかく、市役所の役員方や、自衛隊の隊員方、そして地元の警察消防は決して怠けている訳ではない。地元の公務員もまた被災者であるという事を忘れてはならないのではないだろうか。彼らは被災したにも関わらず、おそらく寝る間も惜しんでハードワークに勤しんでいるはずなのだ。中にはサボっている人や、まずい対応をする人、ひたすら指示を待っている様な人もいるかもしれない。しかし、その人を責めても物事は解決しない。

偉そうな物言いを覚悟で書いてしますけど…。

災害発生から一週間が経ち、被災した人も、復興支援をしている人も、溜まった疲れが一気に出てくる時期なのではないだろうか。そんな中、きちんとした対応を続けるという事は、普段の公務から比べれば、それがどれほど大変な事なのかを支援をする側の人間は推して知るべきなのではないだろうか。

おそらく本来の行政や自治体の伝達指示システムが非常時に上手く機能しないという問題も、これから浮き彫りになってくるだろう。しかし上手く機能しない原因は個人にあるのではなく、単にシステムに問題があるからだ、となんとなく今考えている。
縦割り式の中央集中型のシステムは、災害のような非常時には上手く機能しないのではないだろうか。

実はこの辺の話、お得意のネットワーク論的には言いたい事はたくさんあるのだが、もし、指示がないから動けない、混乱している、どうすればよいかわからない。こういった人が現場にいたならば、本当にしなければならないのは、踊る大捜査線movie2にあったように、上からの指示を待って動く事ではなく、まず先に自分の頭で考え、判断し、行動を起こす事なのではないだろうか?もちろん考えなしに報告もなく行動をしてしまっては、より大きな混乱を招いてしまうだろう。大事なのは自分の頭で考えた事を上に伝え、上はその考えを納得したら、現場の判断にある程度委ねて任せるという、もっとゆるやかなシステムが必要な気がする。現場の声を伝言ゲームのごとく上へ上へ伝え、上で判断が行われ、再び下に下に指示が伝えられていては、上も処理すべき情報にまみれ、下も指示が来るまで動けない可能性がある。本来現場監督の役目は現場の人間をいかに円滑に動いてもらうかにある。おそらくお役所という場所では、常に責任問題が付きまとい、下から上がってきた問題は自分の頭で判断せず、責任を回避する意味でも上に丸投げしているのではないだろうか?

かなりキツい問題のある言い方をしてしまったが、要するに、誰もが自分の頭で考えて行動する事が、円滑に支援や復興を進めるチカラになるんじゃないの?という事が言いたかった訳です。何かの参考になれば幸い、「そんなこたぁとっくにわかってるよ!」と言う方には、ごめんなさい。でも、システム的な機能障害を起こしている人がもしいたら、その人に少しでも働きかけてもらえれば嬉しいです。


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