ちょっとペース落とします

新潟で大きな災害から一週間以上が経ったことで、現地にもネットワークの人たちにもちょっとした変化が訪れた様だ。まるでみんなで示し合わせた様に「ちょっとペースを落とそうかな？」といった感じである。

永続的な支援をする為に腰を据えたもの、とりあえずの窮地は脱したと判断して日常に戻る者、理由は様々なのだろう。

別に日常に戻る事を責めている訳ではない。だってもともとお節介ではじめた事なんだから、無責任かもしれないけど、はじめた時も自分の意志ではじめたんだから、辞める時も自分の意志で辞めていいのだと思う。
みんなが何とかしたい、と思って行動に移した結果なのだ。何もしなかった事より、行動に移したという事は素晴らしいことなのだ。たとえ失敗したり、思わぬ批判を受けたとしても、それは何もしなかった事よりも、ずっと価値のあることなのだ。

ちなみに私はもうちょっと粘るつもり、と言うか自分の本当にやりたいと思っていたネットワーク社会の未来の形が、思わぬ形でひょっこり現れてしまって、とても不謹慎だけど、面白くて嬉しくて辞められなくなってしまったのです。こんなのあったらいいよねってモノが、本当にみんなの気持ちが集まっただけで作られ始めているんです。私が出来る事なんてほとんど無いのかもしれないけれど、今辞める訳には行きませんよ。

災害復興支援IT開発ボランティア
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