アイデアメモ(新しい分配方法を考える-コップ分配法-) [通貨の未来]
ルール概要
通貨を金額の様な数字の単位ではなく、プールに入った水のようなものとしてして考える。
世界全ての人が持つ水の総量は常にプール一杯分で、変わることはない。
取引に使われる通貨の総量合計は常に一定である。
世界の一人ひとりは、それぞれの貢献度に見合った大きさのコップを2つ持っている。
ひとつは前日の周囲の人に水を入れてもらったコップ
もう一つは空のコップ、今日一日の活動で人から水を入れてもらう予定のもの。
コップの大きさは貢献度により可変する、
つまり水の入る上限は貢献度が高い程大きくなる。
ひとりひとりの水(通貨)の分配は前日、関わりを持った人などから自分に贈られた
水(通貨)をその日の自分の財産として使う事が可能となっている。
ものを買うとき、人に感謝の気持ちを表す時、相手に水(通貨)をギフトする。
つまりコップの中の水を、相手の空のコップに妥当な量だけ注いであげる。
一日毎に自分の取引や通貨を使う関係で関わった人に、自分のコップから
好きな比率で相手の空のコップに分配供給できる。
分配はなるべく余らない方法をとる、たとえば後からも再度余りを送ることができたり一律で関わったすべての人に供給できたり、関わりのない人にも分配が可能になっている。
その日配りきれなかったコップの水は、同じ比率で関わりを持った人に再度分配もできるし、見知らぬ困っていそうな人にあげることも可能。
結果としてその日の自分の配る分のコップの水はカラにする。
一日が終わると、あげた方のコップは空になり、人からもらったコップには、自分は周囲に貢献した分だけのコップの水がたまっている。
たくさん貢献した人のコップにはより多くの水が注がれているし
あまり貢献しなかった人のコップの水は少なくなっている。
ここにたまったコップの水を使って次の日も同様の取り引きをおこなう。
さて、生活の糧となるコップの水を人からたくさん貰うためにはどうしたら良いか?
ほかにも細かいルールはいろいろあるけど(利子をつけての貸付はできない、など)
これをネットワークのシステムでやるとどのような経済活動になるのかにちょっと興味がある。
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